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よく飛ぶ紙飛行機便箋 Par Avion ステルス



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左:パッケージ・本体(4P)/右:フライトマニュアル(8P)

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見えない航空機=ステルス機はもはや現代の軍事技術では常識となりつつあります。そのステルス技術を紙飛行機に初めて取り入れました。見えない紙飛行機があなたの秘密のお手紙を隠密裏に届けます。国内便なら120円切手でテイクオフできます。


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よく飛ぶ紙飛行機便箋



よく飛ぶ紙飛行機便箋

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フライトマニュアル

よく飛ぶ紙飛行機便箋の特徴

Eメールのアイコンで紙飛行機のシンボルがよく使われますが、本当に「飛んで」メッセージを届けることができるお手紙ができたらステキだと思いました。でもただ「飛ぶ」のではなく「よく飛ぶ」いや、どうせなら「すごくよく飛ぶ」紙飛行機のお手紙をつくりたいと思いました。ポストまで飛んでいくお手紙、文字通りの「航空便」 = 「Par Avion」。フランス語なのは飛行機の美しさを教えてくれた、サン・テグジュペリへの想いからです。国内便なら120円切手でテイクオフできます。


付箋の糊を利用した飛行性能
折り紙飛行機はきれいに折り目をつけても、手から離れた瞬間(飛んでいる時)は折り目が開いてカタチがくずれてしまいます。そうすると丹念に調整した飛行機でも、空気力学的なバランスが狂ってしまい、うまく飛びません。そこで、付箋に使われている貼って剥がせる糊を利用することにしました。便箋を紙飛行機のカタチに折り畳んだ時、この糊で紙飛行機は美しい姿を保つことができ飛行性能が落ちません。お手紙をもらった人は簡単に糊を剥がして読むことができます。
付箋の糊を利用した飛行性能

ポストの投函口に合わせた機体形状
郵便物の最小寸法の9センチ×14センチ以上で、かつポストの投函口の高さ3センチ以内に機体寸法をおさめることを条件に紙飛行機のカタチをデザインしました。この紙飛行機は「へそひこうき」と呼ばれている一般的な折り方を踏襲していますが、主な変更点は垂直尾翼としても機能する胴体うしろの部分の高さを低くしたことです。しかし、そうすると尾翼面積が小さくなってしまい機体の横方向の安定が失われるため、胴体(垂直尾翼)をうしろに延ばし、つりあいを取りました。このうしろに伸びた垂直尾翼が機体のプロポーションのおおきな特徴になりました。
ポストの投函口に合わせた機体形状

紙飛行機の魅力 フリーフライトの楽しみ


紙飛行機は手から離れた瞬間、文字通りの「風まかせ」の飛行をします。だから手を離れたあとはただ眺めているだけしかできません。一方ラジコン飛行機などは飛んでいる時、常に操縦しなければならないので気が抜けません。紙飛行機は気を抜いてのんびり眺めていればいい。それが紙飛行機の魅力です。


紙飛行機の折り方


折り紙飛行機の精度を上げるコツは単純。きれいに折ることです。
折り目が膨らんだり戻らないように、きれいにしっかり強く折りましょう。折る時はいきなり強く折ってしまわずに、慎重に折り目のラインを確かめて、全体にしわやゆがみがないか確認してからしっかり折りましょう。爪やナイフの背でしごくときれいに折れます。
また、長い線を折る時は定規をあてても良いでしょう。

紙飛行機の折り方


たのしい使用例

街角で

思いを託して郵便ポストへテイクオフ!

街角で
学校で

あこがれの先生に内緒のメッセージ...

学校で
職場で

紙飛行機でメールを送れば証拠が残りません。

職場で
試験飛行(紙飛行機の調整)

試験飛行(紙飛行機の調整)


試験飛行は、屋外の場合は風のない静かな環境を選んで行いましょう。室内の場合はカーテンなどに向かって投げると機体を痛めません。 試験飛行は、飛行機を投げ上げるのではなく水平に機体を持ち、ゆっくりと前に押し出すように投げて滑空させます。(図1-1)

試験飛行の前に:重心の確認
この紙飛行機は重心の位置が調整されていますが機体の側面の印の位置をピンセットなどで支えて重心の位置を確認しましょう。(図1-2)
釣り合いが取れていない時はおもりのかわりに粘着テープなどを貼って調整します。
切手を貼る場合はこの重心の位置に切手の中心が来るように慎重に貼りましょう。国内は120円切手で送付できます。(図1-3)

試験飛行の前に:機体のねじれを直す
飛行機をまっすぐ正面から見て機体や翼がねじれたり、曲がっていないか確認します。曲がっている場合はまっすぐに直しましょう。また、翼の角度が左右対称になっているかも確認しましょう。(図1-4)


試験飛行(紙飛行機の調整)

試験飛行:第一段階(ヨコ安定)
試験飛行:第一段階(ヨコ安定)
飛行機が左右に曲がらないようにまっすぐ飛ぶように調整します。
まず、飛行機をまっすぐ正面から見て機体や翼がねじれたり、曲がっていないか再確認します。曲がっている場合はまっすぐに直しましょう。また、翼の角度が左右対称になっているかも確認しましょう。
ねじれがない場合でも曲がって飛ぶ場合は図を参考にして翼の後縁を調整しましょう。(図2-1)


試験飛行:第ニ段階(タテ安定)
飛行機が機首をあげて失速したり、機首が下がって地面に突っ込まないように翼を調整します。飛行機が図のAのようになめらかに滑空するようになれば調整完了です。(図2-2)

A : 適正
B : 翼の後縁をすこし下に曲げる
C : 翼の後縁をすこし上に曲げる
試験飛行:第ニ段階(タテ安定)

調整が終わったら
調整が終わったら飛ぶようになったら翼にはさわらずに機首を持つようにしましょう。(図2-3)

紙飛行機の飛ばし方

紙飛行機の飛ばし方


紙飛行機をまっすぐ投げ上げると宙返りをしてすぐ戻ってきてしまうことがあります。長い時間滑空させるには図のように機体を45度から60度程度に傾けてななめ上に投げ上げると旋回しながら上昇し、滑空に入ります。(図3-1) 投げる時は機体が進行方向に対して機体がぶれないように、槍投げのように投げます。


紙飛行機の操縦

紙飛行機は次の2点をコントロールすれば上手に飛ばすことができます。(図3-2)
左右のコントロール:旋回
上下のコントロール:機首上げ/下げ

紙飛行機の操縦
左右のコントロール

図のように翼の後縁と胴体の後縁(垂直尾翼として働く部分)を曲げることによって左右の旋回のコントロールをします。(図3-3)

左右のコントロール
上下のコントロール

図のように翼の後縁を曲げることによってコントロールします。宙返りしてしまう場合はここをわずか下に折り、機首がさがるようにします。(図3-4)

上下のコントロール

紙飛行機の飛行の原理


迎え角と揚力

折り紙飛行機はわずかに機首を上向きにして飛ばした方が安定して飛びます。図のように翼を進行方向に対して角度をつけることによって揚力が生まれます。この翼の進行方向にたいする角度を迎え角といいます。(図4-1)

迎え角と揚力
滑空比と揚抗比

また、図のように飛行機の高度と滑空距離の比を滑空比といいます。滑空比は飛行機全体の揚抗比と同じです。性能をあげるには揚抗比の良い翼にする必要がありますが、折り紙飛行機では限界があります。なるべく抵抗を減らした方が有利なので、折り紙飛行機の場合は抵抗のないつるつるした紙を選びましょう。それだけでも性能におおきな違いが生まれます。(図4-2)

滑空比と揚抗比
尾翼はテコの原理で働く

翼は重心を支点してモーメントの原理で作用します。尾翼の効果は尾翼の大きさと重心から距離の積で表され、尾翼容積といいます。尾翼を小さくしたい場合は機体中心からその分、距離を離せば同じ効果が得られます。Par Avionはポストの投函口の高さに合わせるため、通常の折り紙飛行機よりも尾翼の高さを低くした分、後ろへ長くしました。(図4-3)

尾翼はテコの原理で働く

参考文献



夜間飛行 アントワーヌ・ド サン=テグジュペリ新潮社
人間の土地 アントワーヌ・ド サン=テグジュペリ新潮社
世界の傑作機No.131 ロッキードP-38ライトニング文林堂
スケールアヴィエーション 各巻大日本絵画
零戦の遺産 堀越次郎光人社
隠された飛行の秘術 加藤寛一郎講談社
模型飛行機ー理論と実際 森照茂電波実験社
紙ヒコーキで知る飛行の原理 小林昭夫講談社
折り紙ヒコーキ進化論 戸田拓夫NHK出版
よく飛ぶ紙飛行機集 各巻 二宮康明誠文堂新光社